コロナ禍を背景に、新ブランド「プロテクトン」を立ち上げ

日本ペイントグループは、 抗ウイルス・ 抗菌製品に特化した新ブランド「 PROTECTON®（ プロテクトン） 」 を開発しました。

PROTECTON®は初めて日本ペイントグループを横断するブランドであり、製品発売に合わせていろいろなものを準備する必要がありました。その中で先ずは「POTECTON®」とういネーミング開発やオリジナルサイトの作成をアマナさんに依頼させていただきました。プロテクトンには社会課題の解決というミッションもあり、実際に導入していただいたお客様の声を紹介する記事コンテンツで、施工写真とご担当者様の撮影をお願いしています。

期待したのは、クオリティと全国ネットワーク

撮影を依頼した理由は、製品の顔である施工例を表現するクオリティが第一で、これはプロフェッショナルの手に委ねるしかなかったからです。そして、もう一つが日本ペイントは全国に営業所の他、船舶塗装や自動車塗装なども扱っており全国いろいろな場所を撮影する必要がありました。そのため専属のカメラマンと契約して出張を依頼してはコストが見合わないためです。広いカメラマンのネットワークを持つアマナさんにお願いすることにしました。

クオリティは間違いないとしても、実はコスト面では厳しいのではと思っていたのですが、予想よりも低コストで、長く続けられそうで安心しています。

柔軟な対応力と、お客様に喜んでいただける安心感

記事執筆は私が担当しているので、撮影には極力同行するようにしています。当初は、限られた時間内で記事に見合った写真をすべて撮影できるよう、カメラマンの方と事前に電話で打ち合わせを行っていたのですが、どうやら私の取り越し苦労だったようで、私が気づかなかったカットも提案してくださいます。

また、対面取材がかなわずカメラマンさんだけが行かれる場合も、自主的に動いてくださり、経験豊富で頼り甲斐のある方ばかりです。撮影する相手は我々から見るとクライアントやユーザーにあたるので対応には気遣いが必要なのですが、そこも心得ておられ、毎回素敵な笑顔の写真を撮っていただき、プロのカメラマンに初めて撮ってもらい感激しましたと喜んでいただくこともあります。

撮影が決まるとアマナの担当者さんに連絡をとり、カメラマンをアサインしていただきます。お客様の都合や天候の影響で直前までスケジュールが決まらないことも多いのに、柔軟に対応していただけて感謝しています。

施工過程やイベントに、よりリアルな表現を目指して

現在、プロテクトンの実績紹介には新しい取材先のオーダーが続々と来ているので、今後も充実化を進めていきます。記事を読んだお客様から製品への問い合わせをいただくケースも増えており、我々も事業サポートとしてのやり甲斐を感じています。現在は完成後のスチール写真のみですが、プロテクトンは超低臭素材なので、旅館や学校で営業時間や授業時間を妨げることなく作業ができるメリットもあり、定点観測による作業工程をアップできないかという声もあります。

また、小学校に塗料を提供して子供達とトンネルアートを描いたり、日本画家の溝口まりあさんにプロテクトンを使って児童館の壁に触っても楽しい絵を書いていただいたり、盲学校の壁の塗装など社会貢献的なイベント事業も多く、これらは動画で見てもらえば楽しさがもっと伝わると思います。いつかアマナさんにご相談できるのではないでしょうか。

今回、アマナさんのご協力をいただきプロテクトンのブランドサイトをスタートして以来、他の製品についてもコンテンツをまとめてはという声が出始めました。我々の周囲でも、写真のクオリティを重視する企業、オウンドメディアを活用している企業、最近ではオープン社内報を展開されている企業が多く見られます。広くご提案をいただきながら、パートナーシップを強めていきたいですね。

※2021年11月取材時の情報です。

PHOTO：Takashi Umeda